喫茶店
以前近所の喫茶店に行った時の出来事なのですが
すごい引き寄せられる店なので紹介したいと思います
あれは 2時頃
彼女がチーズケーキが食べたいと言ったので
ちょうど目についた喫茶店を見ると・・・
「 手造りチーズケーキあります 」と書かれた張り紙がありその店に行くことになりました
中に入ると・・・
薄暗く・・ そして・・・
カウンターにオジサンが一人・・・
「 いらっしゃい 」
「 何にする 」
と ぶっきらぼうに言われ
「 外の張り紙のチーズケーキありますか 」
と聞くと
「 そんなの作ってないよ 」
なら貼るなよと思いながら飲み物を2つ頼んでオジサンは店内の奥に行きました
静まりかえった店内を見渡すと・・
ジャズが流れ、
古そうな女の子の水着のポスター、
灰皿にはオシャレにコーヒー豆のかすが入っている
5分後・・・
飲み物だけなのにまだ来ない・・
来るのはコバエだけ ・・・
ぶっそうとした店なのでコバエがいても気にならない。
そして待つこと10分後・・
やっときた。
オジさんは彼女にココアをだした。
そして今度はその手で僕にレモンティーを出した・・・
よく見るとグラスが汚い
なぜだ。
グラスを見ると
オジさんはココアのついた手で僕のグラスを持ったからだ
僕のグラスだけすごい汚れている
なのに気にならない。。。
店内はタバコの煙でほどよくスモークがかっている。
お勘定のとき
オジさんにケーキはいつあるのか聞いてみると
もう作ってないよと言われた。
つぎの日からその貼り紙はなくなっていた。
が また行ってみたいと思った。
そして もうすぐ 夏が やってくる・・・・